パワハラ無料相談窓口&愛仁会パワハラ裁判 島本有紀子さん(仮名)を支える会

パワハラ無料相談窓口&パワハラ被害者など当事者、応援者との交流場所です

♯7 問題のある職員

カトパンが結婚したことで話題になった、スーパーマーケット「ロピア」。

 

マスコミのゴシップ探しだと思うが、その社内で起こったトラブルについて、

ロピア側は、「当該アルバイト従業員は勤務成績が著しく不良で、改善の見込みがなかった」

「問題となる行動が見られました」と報道されていた。(日刊ゲンダイデジタル/2021年6月26日)

 

また、山口県田布施町の、町役場職員が不正を告発したら、畳部屋にひとり

隔離されたという件でも、「当該職員は仕事を選ぶ人だった」と役所の人が答えていた。

 

私はいつもこういうニュースを見る度に、「本人にもかなりの問題があって、

組織も手を焼いていたのかもしれない」と思うと、今まで自分も見てきたトンデモ職員を

思い浮かべて、解雇されたり、パワハラを受けていても、心から応援できなくなっていた。

 

そして今回、自分が当事者になってみて、私の仕事ぶりや人格を

伝えるにはどうすればいいのか、そのことがいちばん困っている。

 

とりあえず自己評価だが、私はスキあらばサボろうという器用な人間ではない。

一度関わった仕事は、途中で投げ出したりしないし、最後の片づけや、

使った物の補充に至るまで、きちんとやってきた。

 

患者さんに対しても、真摯に全力を尽くしてきたと思っている。

スタッフにも、もちろん自分より立場の弱い人に対して、

精神的に追い詰めるようなことをしたことはない。

 

パワハラを受けた人は自己否定しがちになる。

「もっと頑張らなければ」と焦り、今思えば、だからこそ、

病気になったのだと思っている。

 

そして、愛仁会側から「事実を整理したいのなら、裁判しかない」と

圧力をかけられたとはいえ、実際に提訴までしたのは、

私は嘘をついていないし、やましいことがないからだ。

 

すべてを詳らかにしてほしいと思っている。

 

ただ、もちろん完璧な人間じゃないし、性格的な欠点はある。

仕事においても、得意なこともあったし、不得意なこともあった。

 

私が標的になった原因も、また書いていこうと思うが、

いじめたくなる要素は共感されるかもしれない。

 

しかし『会社組織における権力とはなにか』という記事にも

書いたとおり、組織は最終的には「解雇権」も有している。

 

内容が法的に認められるかどうかは別として、特別問題のある

職員には、他の職員と比べても公平・公正・中立であれば、

きちんと指導を繰り返すことができる。

 

それもせずに精神的に追い詰めるやり方は、たとえそれが

どんな問題のある人であろうと、非人間的だと思う。

 

みなさんはどう思いますか?

 

私についても、疑問、質問等あれば、いつでも投げてほしいと

思っています。

 

 

愛仁会 パワハラ裁判 島本有紀子さん(仮名)を支える会事務局

(ケアワーカーズユニオン(大阪)内)

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