♯11 自分の正義に人格を乗っ取られる
「自分の正義に人格を乗っ取られる」
この言葉を聞いたとき、ハッとした。
自分にも当てはまるときがあるんじゃないか、
と思ったからだ。
作家の辻仁成さんは「愛とは許すことだ」と言っていた。
私は、私の耳の病気を知った上で、インカムが必要な仕事の
命令をしたりする上司を、「終わったことだから」と許すべきなのか?
上司がそのことを何とも思ってなくても?
今も継続している愛仁会責任者たちの加害に対してはどうだろう?
ただ、自分の正義を信仰するあまり、人のやり方が許せなくて、
諍いになっていることをよく見る気がする。
挙句、他国では、妊娠中絶廃止論者が、
中絶手術する医師を殺害したりしたこともあるらしい。
命を保護するためだったはずが、自分の正義に夢中になり、
命を踏みにじる。
こんな本末転倒なことになるのが「人間」ということらしい。
守ろうとしていた坂本堤(さかもと・つつみ)弁護士は、
「人を傷つける正義は許されないんだ」
と言っていたという。
坂本弁護士、私の正義は「人を不当に傷つけるものですか?」
こうやって公にすることが、「ほんとうに人の役に立ちますか?」
自問自答していくことになりそうです。
読んでくださっている皆さま、私が独りよがりに暴走している
と感じたら、どうか止めてください。
愛ある進言で。
愛仁会 パワハラ裁判 島本有紀子さん(仮名)を支える会事務局
(ケアワーカーズユニオン(大阪)内)
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