パワハラ無料相談窓口&愛仁会パワハラ裁判 島本有紀子さん(仮名)を支える会

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♯13 労働相談コーナー(労働基準監督署)の対応

私は、職場で上司から8ヶ月に渡る徹底した無視などの

パワハラを受け、パワハラ上司の上司である病院看護部の

最高責任者(看護部長)に相談した。

 

すると、事実調査どころか退職を言われるなど、セカンドハラスメントに遭い、

愛仁会内部のハラスメント相談窓口と記載してある電話番号も、

万一幹部である看護部長に通じていたらと思うと、怖くて使えなかった。

 

そのため、労働局や労働基準監督署内にある「労働相談コーナー」を利用した。

 

ホームページには『あかるい職場応援団』と、楽しげなイラストとともに

紹介されているし、『公の機関だから』と信用している人もいると思うが、

実際はイメージとはまったく違う。

 

そもそも私に対応した職員は、いかにもやる気がなさそうで、

話を聞こうという姿勢ではなかった。

 

同じような相談ばかりで飽き飽きしているのか、大した対処法も

ないから聞いてもしょうがないと思っているのかと思った。

 

「よくある話ですよね」「こういうのって難しいんですよ」

「あなたの話だけでは、ほんとかわかりませんしね」

「そもそもリーダーを黙って外されたっていうのも、勤務表の紙面だけで

指示できるという仕組みだったんじゃないんですか?」

 

ここでも、頭から氷水をぶっかけられる。

 

ただ、私が「無視したり、私を黙ってリーダーから外したりしなくても

上司は仕事はやれるはず」「私はそれをされると仕事に支障がある」と言うと

 

「まあ・・それはそうですけど」と言っていた。

 

この職員だけが、こんな対応なのかと思って、後日、あと2人に

対応してもらったが、多少ましではあっても、「やっつけ仕事」的なのは変わらず、

 

一人は「(何かできる)権限ないんでね」と言っていた。

 

ずっと後になって聞いたところによると、このような職員は

社会保険労務士」などの非正規職員が多いらしいとのこと。

 

・・なるほど。

 

「やってもやらなくても評価されない」上に、身分保障もないときた。

 

そりゃ、こうなりまっさぁわね。

 

このあと、労災はじめ、何度も公務員職の方々に

応対してもらうが、このようなことは共通していることが多い。

 

正規職員なら違うかというと、それはまたべつの問題があったりする。

 

「構造」「仕組み」がガチガチでどうにもならない。

 

なお、これは対応した職員を告発するものではなく、精神を病んで助けを

求めた人が、心構えをするための情報として書いています。

 

心づもりをした上での使い方はあると思うし、これは私の一例でしかなく、

すべてがこうだというわけでもありません。

 

「見かけ」で期待して、返り討ちにあわないように、行ってみたいが

「どういう感じなんだろう」と不安だという人のために、経験者からの

体験談として、一助になれたらと思います。

 

「労働相談コーナーの使い方」については、次の記事で書きます。

 

お楽しみに~(笑)

 

 

愛仁会 パワハラ裁判 島本有紀子さん(仮名)を支える会事務局

(ケアワーカーズユニオン(大阪)内)

☏070-7567-1531

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